5537 六連島灯台 
初点:明治4年
  国際番号M5334
読み:むつれじま 場所:下関市六連島

慶応三年、幕府が兵庫開港のおりイギリスとの間で締結した大坂約定(大坂条約)で設置を約束した五カ所の灯台の
一つです。「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により、明治4年11月に点灯しています。
現存する明治期築造の灯台としては4番目に古いものとなります。(福岡の灯台で紹介している北九州の「部埼灯台」は
7番目、設計・築造時期もほぼ同じなので両灯台は非常に良く似ています)。
海上保安庁の保存灯台として指定されるとともに歴史灯台として大切に保護されています。





プレート


明治期築造灯台の特徴として方位表示には「東西南北」が
使われています。


明治天皇の行幸碑、右の日時計台は上部が
落下していました。


正面、灯器はLEDに変更されています。


北面


燈光会の案内板
六連島灯台への行き方。渡船の時刻は「下関市営渡船HP」で確認してください。
①竹崎港から市営渡船に乗って向かいます。
島に近づくにつれ灯台が見えてきます。
②六連島港から見えていた灯台へ向かいます。


③左手に案内板があるので階段を上ります。
④登り切るとすぐに灯台敷地です。


 

下関、台場鼻からの遠景写真、夕刻点灯している姿が撮影できました。

 

六連島全景、島の右肩に小さく点灯しています。



六連島の左に隠れるように「蓋井島(ふたおいしま)灯台(大型灯台)」が点灯しています。

 
地図